PINKの責任・ボラのリスクを限りなく0にするために2

ふと思ったんだが、今の通常削除依頼の放置って、大丈夫なのだろうか？
削除人さんの方々は、削除依頼の放置に際して、削除対象の投稿を確認しているのだろうか？

例えば、出会い系サイトのアフィリエイトなどは、GL7.URL表記・リンク 宣伝として削除依頼が出される。

けれども、その投稿が、18歳未満の児童との売春を示唆するような内容であった場合、
即ち、児童買春を勧めたものであった場合には、重点削除依頼(GL8.出会い・売買春・児童ポルノ・18歳未満)にて、
削除依頼が出されれば、それなりに投稿内容を確認して、削除の判断を行い、削除が成されるのだろう。

けれども、これが通常削除依頼(GL7.URL表記・リンク 宣伝)として出されたがために、放置される場合がある。

出会い系サイトのアフィリエイトに限らず、犯罪を予告するような行為、そうした事項を掲載したHPへの誘導を目的とする投稿など。

それらが、通常削除依頼として出されたが為に、投稿内容の確認、これを削除人が怠り放置した場合、bbspink としては、犯罪の幇助に問われないのだろうか？

>>56 追記

もっとも、犯罪幇助として問う前に、削除依頼の放置が『故意』か『過失』かを吟味する必要がある。

過去の判例からすれば、掲示板などへの犯罪に関わる投稿、その投稿の放置行為は、
多くの判例では『過失』として扱われているが、場合により『故意』としても扱われている。

着目したいのは、意図的に放置した場合は『故意』として扱われ、
犯罪幇助に関わり、『過失』として扱われない点である。

> 正犯を幇助する意思

幇助する意思がなかったとしても、犯罪の可能性を認識していた上で『削除しない』を選択した場合には、『未必の故意』として削除しなかったと裁かれる可能性が残ります。
ご存知のとおりに、刑法上においては、『未必の故意』は『故意があるもの』として裁かれます。

述べられている、『犯罪の可能性を認識していた上で』に相当するのは、以下の例となるでしょう。

１．通常削除依頼が出されている。
２．削除依頼対象のスレを見ている。
３．削除依頼対象のスレには刑法犯罪に抵触する可能性のある投稿が書かれている。
４．刑法犯罪に抵触する可能性のある投稿と認識した。
５．それでも通常削除依頼だから放置した。

即ち、通常削除依頼を放置するに際して、

　２．削除対象のスレを見ている。
　３．削除対象スレには刑法犯罪に抵触する可能性のある投稿が書かれている。
　４．刑法犯罪に抵触する可能性のある投稿と認識した。

この、２．３．４．の前提が成立した場合には、犯罪の幇助として裁かれます。


では、２．３．４．の前提が成立しない場合は、過失になるのでしょうか？

｜そのリスクはもしあったとしても鯔のリスクでは無いでしょう
｜管理人のリスクだと思いますよ

確かに、管理人のリスクとなる場合もありますが、全てが管理人のリスクに至る保証は、どこにもありません。

削除を行う権限を有している方々が、>>60 に記載した前提を持っている場合には、故意として裁かれる可能性を残します。
なぜならば、削除を行う権限を有している前提が加えられているからです。

｜４．の犯罪だと認識した場合は、重点削除っぽいなら重点削除スレに案内しておく
｜重点消す権限があるなら自分で転記して処理してもいいけど
｜削除対象でなければ、つまり削除の権限自体がないわけだから、一般人と同じ
｜とはいえ保身を考えれば削除リーダーや管理人に相談するのが妥当

２．３．の前提がなされている上で、４．の段階で犯罪だと認識したとしよう。
それでも、削除を放置した場合には、『故意』に放置したとして裁かれる可能性が残ります。

重点への誘導と唱えているが、

http://pele.bbspink....eping/1274930319/345
｜345 名前： ◆JACK/GoIHM 投稿日： 2011/09/16(金) 15:48:02.15 ID:UEGbiprB0
｜確認しておきますが、
｜適切なスレへ誘導する義務はありません。

こうした判断を運営鯔頭領が実施している過去もある。

ちなみに、今の削除システムには、『重点を消す権限』と『通常を消す権限』として、
投稿内容を削除ガイドラインに照らして、削除人毎に権限が管理された仕組みになっているのだろうか？

削除システムそのものが、重点や通常、削除人毎の権限を管理しているのであれば、
重点を削除する権限が与えられていない削除人は、『削除しようとしたができなかった』として、
『削除を行えない』前提が成り立ち、『故意に削除を放置した』との裁きは受けないだろう。

｜
｜つまり削除の権限自体がないわけだから、一般人と同じ
｜

次に考えられるのは、上記の言葉である。
『削除しようとしたができなかった』場合であっても、そうした刑法に抵触すると認識した削除人、
重点削除依頼に、該当スレの削除依頼を出さなかった場合には、どの様な扱いになるだろうか？

　刑法に抵触する可能性のある投稿と認識していながら、
　削除を行う権限が無い為に、削除を行わなかった。
　また、重点としての削除依頼も実施しなかった。

後半の『重点としての削除依頼も実施しなかった。』については、削除人への採用を前提に考えれば、
『重点削除依頼を怠った』として、かなりの可能性で『過失』を問われることになるだろう。
また、場合によっては『故意』に刑法に抵触する投稿を放置したとして、問われる可能性も残されるだろう。

なぜならば、それは『削除人』として採用されている事実があるからである。

いずれにせよ、削除人が『刑法に抵触する投稿』と認識した段階で、何らかの措置をとらない場合には、
『過失』か『故意』のどちらかで、犯罪の幇助として裁定を受ける可能性を残すことになる。